調律師のページ

消音装置

消音装置のついたピアノです。

鍵盤に一つ一つプラスチックの部品がつけられ、鍵盤下にはその部品の動きを読み取る装置が入っています。

プラスチック部品は薄いので力が加わると折れてしまうことがあります。
扱いに慣れていない方は外したりしないほうがよいです。

また鍵盤下は調律時、調律師にお願いして定期的に掃除してもらいましょう。


鍵盤下清掃

鍵盤下清掃のビフォー・アフターをいくつかご紹介します。

鍵盤下の状態は弾いている方が見ることはほとんどないと思いますが、時間とともに少しずつほこりがたまっていきます。

ここまでほこりが溜まっているということは、10年以上鍵盤下清掃を行っていないということでしょう。

ほこりが赤っぽく見えるのは、鍵盤のピン穴についている赤いフェルトのものです。

ピアノを弾くたびにフェルトがこすれてほこりになっていきます。

こちらのピアノも10年もののほこりがたまっていました。

清掃後はだいぶすっきりしました。

カビや虫食いの原因にもなり、鍵盤タッチにも影響しますので、数年に1度程度は清掃をお願いするのがよいでしょう。

ランツピアノ調律事務所では調律時、無料で鍵盤下清掃を行います。

清掃にかかる時間は30分程度です。


大学での調律

2021年が始まりました。

今年も大学のピアノの調律からスタートです。

大きな講義室の机にソーシャルディスタンスを取るためのステッカーが貼ってある点が今までと違うところですね。

音楽系の部活動は行えるのでしょうか。

感染防止の工夫をしながら音楽活動もできるとよいのですね。

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